練習2日目

hachiya2004-04-20

朝5時半に目が覚めたのだが、雨音がしない上に、障子が少し明るい気がする。
天気予報では今日は絶望的な天気だったのだが、窓の外の状況としては、どうやら少し天気が回復してきたようだ。そういえば自分、晴れ男だったわ、と自分の晴れ男ぶりに関しては少し自信を取り戻す。朝6時半に国民宿舎「つくばね」を出て、まずはこの編、唯一この時間に空いているお店に寄って、朝食と昼食を各自補給。僕はたい焼き5枚入りを買ったので、まずはそれを3人で分ける。
OPAに7時過ぎにつくころには、ランディング場の周辺は、陽が差してきていた。
風はほとんどない状態なのだが、昨日よりは全然状況は良さそうだ。
速攻、山にあがって昨日飛べなかった吉田さんから訓練を開始する。
この状態ではほとんど無風と言うこともあり、飛んでもすぐに沈下してしまうのだが、それでも訓練にはそう悪くはないコンディションのようだ。
とにかく皆役割を決め、早め早めに準備して沢山飛べるように心がける。結局、朝7時から昼1時半くらいまでの間に、全員で合計10本とんだ。
八谷はそのうち3本。昨日は初フライトだったので喜んでいるだけで余裕がなく、今日は1本づつ、少しづつ周りの状況がわかってきているのがとてもうれしい。3本目は小さなサーマルがあったので、旋回してそれで高度を少々稼ぐ、とかも出来た。本当はあと1〜2本飛びたかったところなのだが、北風が少々入ってきたところで、今日の訓練は2時前に終了。
天気だけ見ると、この時点でも昨日の福士さんの状況よりまだよい位なのだが、「無理しない」というのがこの手の訓練の鉄則なので、本日はこれで終了。
車でOPAのショップに戻り、フライトログを書き、明日のことや今後のことなどを相談。やはり早朝のコンディションはとてもよいので、明日も早朝の訓練をお願いすることに。
それにしても、例えば東京から日帰りだと、現実的に朝7時にショップにいるのはいろいろ厳しいことが多すぎる。
国民宿舎「つくばね」自体は宿泊費やショップとの距離はそう悪くないものの、やはり車が必須になるので、いろいろやっかいでもある。たとえば筑波にウイークリーマンションを借りて、それを訓練生何人かでシェアする、とか考えた方が現実的にはよいのかもしれない。まあ、このへんは今後の検討課題だな。
とりあえず、よい天気で3本楽しく飛べたのに満足し、今日はここで切り上げて、せっかく茨城県にいて時間も余っているので水戸芸術館まで足を延ばしてみることにする。
ロンリープラネット」展は川内倫子さん、ビル・ヴィオラ青島千穂さんの作品とかが良かった。あと、会田くんの「スペースウンコ」とかは何回も見たことあるので実はそんなに期待していなかったのだが有馬さんのサウンドや新作「うつくしいほし」「殺す」も加わって「新作インスタレーション」と言ってもよいようなものになっていて、なかなか良かった。
その後、お休みが本日までの福士さんを水戸駅まで送り、また筑波へ戻る。宿のゴハンは今日はキャンセルしてしまっていたので(ぼくらには量が多い上に、ちょっと高く感じたのだった)、6時半頃途中のサイゼリアで夕食をとり、宿にもどる。帰り道、あまりに星がきれいに見えるので、宿の手前のオートキャンプ場で、車のライトを消して、星空を見る。ひさしぶりのきれいな夜空。「うつくしいほし」だねぇ。明日も晴れそうなのが、とてもうれしい。(でも、晴れても風が強かったらダメなんだよね)夜8時頃に「つくばね」に着き、宿の大きな浴場に入り(ここの宿舎は平日人が少ないのか、昨日、今日ともにほとんど貸し切りだった)、部屋で吉田さんとそれぞれ飛んでいるところのビデオみながら反省会をして、日記書いて、寝ることにする。
明日はまた5時半起きだな。