デジスタリハとデジハリコーチング

明日、デジスタビギナーズの収録があるため、リハーサル。
3/13から視聴覚交換マシンの展示がはじまるため、改良しようとトランスミッタを交換したところ、思わぬトラブル発生。結果的に改悪になってしまい、どうしようもなくなる。
視聴覚交換マシンは、実は仕組み自体は単純なのだけど、2つのトランスミッタが混信しないようにすることろに最大のノウハウがあって、そのためのセッティングは結構難しいのです。(単に周波数を変えるだけではダメだったりする)
混信がどうにも改修できないレベルになったので一時は「明日の収録には使えないかも」と判断したのだが、結局、長野の会社に連絡して、明日朝トランスミッタが届くように要請することに。
間に合えばいいのだけど。今日はタイムアップなのでデジハリに向かう。

実は今年の12月から、デジスタの大学院で講座を持つことになっているのですが、今日は教官対象の「教育実習」つまり、教官の僕らが「教え方」を教わるわけです。
デジハリのCLO(チーフラーニングオフィサー)は羽根拓也さん。
http://www.als.co.jp/
さすがに教え方はうまいです。感心しました。
ただ、2割くらいは「??」と思うこともあったけど。
というか、全部「ほほう」と納得してたら、自分が先生やる意味ないもんね。
この「??」を整理してみると、
・教官全体の全体方針と、自分がやる授業の方針の整合性をどう取るかが自分でもまだ確定できない。(これは結局どっちを優先するか、に還元できるので、最終的には初回に生徒に聞いて決めることになると思う)
・「なにか確定していることを教える」ためのメソッドとしては大変いいと思ったのだけど、「うまく形に出来ないことをその人なりに発見してもらう」ためには、このやり方は適合しないかも、と思った。
後半の対話させてアイデアを練るのは企業でもよくやるので、使える、とも思ったけど、この場合、自分の本当にやりたいこと、自分の本当の意見でないと、あまり意味がない気がする。まずそれを引き出すのが、少々難しかったりもするんですよね。
・造語に品がない気がした。というか、授業で造語たくさん使うのはあまり好きじゃない。
それはつまり、ジャーゴンや業界用語をこねくり回すことを肯定することになるから。
それらは廻しているだけで、なんとなく納得してしまって思考停止になりがちだし。
ただ、羽根さんのことを検索していて知ったこのヘンのコラムでは、いいこと言ってます。
http://www.recruit.co.jp/BI/contents/yousei_flame.html
懇親会に出て、今日は帰宅。