ギャラリー視察

今日はオルタナティブスペース、バンドゥン工科大学内のギャラリー、個人美術館の３カ所で会場下見＆キュレーターとの面通し。
一番最後にいった個人美術館の中のカフェがとても気に入ったので、そこでやりたい、という方向で検討中。
あと、今回は新作を作る予定。最初は「人魚のバーテーブル」の予定だったのだけど、ここはイスラム教徒が９割の国。だから肌の露出が多い作品はちょっと向かなそうなこと、そもそもみんなあまりお酒を飲まないこと、など考えて新作を検討中。
仮題は「ピクシーの鳥籠」。
ということで、鳥と鳥籠をあつかっている市場を見に行ったりもした。
「地球の歩き方」によると、インドネシアの男に必要なのは「妻・仕事・家・車、そして鳥」なのだそうです。

まず業務連絡。
インドネシアで地震があったようですが、ジャカルタおよびバンドゥンは平気です。というか、バンドゥンにいたのですが、全く気づきませんでした。ということでこっちは無事です。

ーー以下日記ーーー
本当は今日の昼過ぎにジャカルタに移動の予定だったけど、生意気の二人がリサーチで田舎の方に行く、という話が聞こえてきたので、僕はそれに乗ることにする。
農業関係の人が来るのかな〜と思っていたら、なんかカワイイ女の子が二人やってきて、その子たちの車の先導で出発。一人はエレクトリックミュージックのミュージシャン、ディナ、でもうひとりはベルリン生まれ？育ちのアーティスト件オーガナイザーで、ニャウ。
最初にバンドゥン郊外の活火山に行く。道中結構ながかったのだけど（１時間くらい）、その途中に園芸ショップストリートがあったり、馬車がいたりしたのが面白かった。生意気のマイクと馬話でもりあがったので、過去のプランだった馬車を生意気と一緒にやれるといいな、とか思った。
そのあとはコテージ風の個室がある素敵なレストランで食事したり、バンドゥンの若い人が運営している洋書屋さん（庭付きユトレヒトみたいな？）にいったり、昨日のオルタナティブスペースのオーナー、グスタフさんのプチ農園つき別荘を見せてもらいに行ったり（生意気は園芸関係の作品を作るらしい）。
そのあと夜は、バンドゥン市内のアイススケートリンクに行って、インドネシアの人とアイススケートしたりしました。しかし、熱帯のインドネシアでアイススケートするとか思わなかったな〜。スケートするのは１０年ぶりくらいだったけど、なんとかこけずにすみました。途中ニャウの友達の女の子がやってきて、何人かの子はアイススケートはじめてだったので、手をつないで教えてあげたりとか、中学生のデートみたいな事をした。
で、当初予定より５時間くらい遅れていたので、さすがに国際交流基金の人に怒られたんであわてて移動。（いや、でも実質はリサーチと、現地の協力してくれそうな人との親睦会で、こういうのはあとで重要になってくるんですよ。言い訳っぽいけど）
高速をぶっとばして、なんとか夜１１時にジャカルタに到着したら、マイクがバンドゥンのホテルにパスポート忘れてきた事が発覚して、すごいショックを受けてました。
本当にorzみたいになってた。