中ハシ克シゲさんとのトークショー

明日なんですが、2/3（土曜日）、ICCにてOpenSky2.0展関連企画イベントとして、中ハシさんと八谷の対談が行われます。
この展覧会が決まったとき、いろいろイベントをやろうとは思ってはいたのですが、その中でも中ハシさんとの対談は、一番最初に「これやりたい」と思ったものでした。
これは全く個人的な感想なのですが、中ハシさんのゼロ・プロジェクトとオープンスカイは、ある種コインの裏表というかインヤンというか、形はそっくりなんだけど属性は全く別、なだけに、両方知ると、両者がより面白く見れるような気もするのです。

たとえば、僕がキュレーターだったとして、「戦争」をテーマに展覧会をつくるとすると、僕はこのふたつの作品を入れると思います。
ま、僕はキュレーターではないので実際に展覧会を作ることはないのですが、そんな気持ちもあってこのイベントは企画しました。

当日は中ハシさんにより、最近の作品についてのご紹介があるものと思います。
あと首都圏で直接お話しを聞く機会はひさしぶりだと思いますので、現代美術ファンでお近くの方はぜひお越しください。

http://www.ntticc.or.jp/index_j.html
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2006/OpenSky/Event/index_j.html

以下は、八谷が書いた告知文です。

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■「ゼロ・プロジェクトとオープンスカイプロジェクト」
対談：中ハシ克シゲ × 八谷和彦
日時：2月3日（土）午後2時より

プラモデルを接写し、その後膨大なサービス版プリント写真を繋いで原寸大の零戦を再現する「ZERO Project」。
オープンスカイプロジェクトも「1/1の機体を創る」という点で、ある意味似ているプロジェクトですが、双方のプロジェクトには、大きく異なる点（機能へのこだわり方等）と、似ている部分（双方とも「自分で航空機を作る」ことにより、戦争を考えるところ）が同時に存在します。
今回は中ハシ克シゲさんをおまねきして、彼の「ゼロ・プロジェクト」についてお聞きするとともに、二人が「飛行機を作品化しているうちに考えたこと」を、語りあってみたいと思っています。

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