ぼくのちいさな心臓

えーと機体のジェットエンジンのことです。
先日フランスから届きました。今日が初テスト。
市街地で火を入れられるようなシロモノではないので（爆音なので、即警察の方がおみえになります）
あるルートでおねがいして、八王子の多摩美で実験させていただきました。
１回目　スタート用燃料コックを開けるのを忘れていて中断
２回目　アイドリングの途中でエンジン停止。
ECU（エンジンコントロールユニット）がオーバーヒートを感知して自動で止めたものと思われます。
３回目　４回目同上。４回目はすこしプラグがかぶっているっぽかった。

原因がスタート時のコンプレッサー圧の不足（このエンジンは、空気圧でタービンを回してスタートする）と判断、現在この場で出来る対処はコンプレッサーからのホースを短くする＆ブローワーでスタートを助けてあげるくらいしかないので、それで決行。
5回目　無事始動。アイドリングから本運転へ順調に移行。
ただし、出力100％時に異音がしていたので、それに関しては製造メーカーへの質問を行う。いまのところ原因は燃料（今日は灯油＋タービンオイル。Jet-A1のほうがやはりよいのかもしれない）か制御系かポンプだと推測。

という感じでした。
当然の事ながらギャラリーの人が沢山来て見ていました。
なんか生徒より先生が沢山来てたな〜。
三上晴子さんもいらしたので、ちょっとお話したり。

それにしてもひさしぶりにターボジェットの音を聞いたけど、ちょっとキた。やっぱり血湧き肉躍ります。
ああ、早くこれ機体に組み込みたい・・・けど、機体が燃えたらやばいので、しばらくはテストベンチを作ってエンジンだけのテストを行うつもり。
（推力の実効値も計りたいし、機体の姿勢が変わっても安定して回るかテストも必要）
組み込みは春〜初夏頃かな。