百人に一人。

ベストカーから、サンクステイルの電話取材がある、ということで交通事故のこととか調べていた。
もともと、96年にサンクステイルを作り始めたときに思ったのは、当時あまりの事故や死傷者の多さに「BSEより全然深刻でしょ」とか思ったからなんだけど。
最近調べなおしたけど、あまりに日常にある事故なのでニュースにならないだけで、やはり結構すごい。
ソースはここ。交通安全白書。最新は平成15年度。
http://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h16kou_haku/index.html

まず、
交通事故死者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7,702人
これは年々減っていってて、その分新聞とかではもはやそんなに取り上げないんだけど、減っているのはトリックがある。
この数字は24時間以内死亡の即死者の数で、高度医療の発達によって数字が減っている可能性も高い。
で、実数を見ると。
事故発生から30日以内の死者数・・・・・・・・・・・・・・・・8,877人
厚生労働省の統計(おおむね事故後1年以内の死者数)・11,483人
やはり、1万人は割ってないのだ。
(1年間で1万人に一人が自動車事故で死んでいる)
そのほか結構びっくりするのが
交通事故発生件数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94万7,993件
負傷者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118万1,431人
で、要するに日本では年間100人にひとり、自動車事故にあうことになっている。

つまり、マイミクが100人いるひとは、自分も含めて年にひとりは事故にあう、ということですな。
実際の友人・知人はもっと多いし、怖〜。

それと、自分は自動車に乗らないから安心、とか最近の自動車は事故対策も進んでいるし、とか思ってもいたけど、
おおざっぱな死傷のうちわけは、(覚えるためにわざとざっくり割ってます)
運転中 30%
歩行中 30%
自転車、バイク 30%
自動車同乗中 10%

となってました。はねられて死ぬ確率が圧倒的に多いのは理不尽な気が。

田舎の実家とかいくともはや車なしの生活とか考えられないけどまあ、この数字は覚えておこうとか思った次第です。
あと、車を改良していくことも大切だけど、やはり道路という社会をもう少し整備した方が、いい、と思った。
(道路でのストレスを減らす、というのがサンクステイルの目標でもあります)


あと、最近知ったんだけど、65歳以上の入浴時の死亡事故(多分風呂場で滑ったり、脱衣場での心筋梗塞なども含む)
も年間1万人くらいなんだそうです。