パイロット選抜

先週の面接の結果を、応募の人たちにメール。
今回選抜の6名中、5名まではそれほど問題なく選べたのだが、最後の1名がどうしても決め手に欠け、結局最後の最後では体重を決め手にして最後の1名を選んだ。
選抜に残った人、惜しくも残れなかった人すべてにメールを書く、というのが本日中の仕事。

実は昨日、六本木クロッシングの「オーディエンス賞」の発表があって、まあ、結論から言うと、自分は取れなかったわけです。
正味なところ、自分としては美術を見慣れている人よりは、「なるべく一般向け」に作品を作りたい、と思っているので、今回のように審査委員ではなく観客が選ぶ、というシチュエーションはかなり燃えるものがあったのですが、それでダメだったわけで、結果のメールが来たときには、ちょっと落胆しました。
ただ、そういうのがあったせいで、今回選抜からはずれた人の気持ちが少しリアルにわかるような気がしたんで、そういう意味では、これ良かったかも。
適度な挫折は、プロジェクトにあたってきっと必要なんすよ。
ということで僕にとって「オープンスカイの最終展示」はまだまだ先なので、今後ともがんばります。

あ、あと、六本木クロッシングを完全レビューする試み。
id:eyck:20040317
労作です。
全般的にかなり的確だと思います。
僕の部分に関しても、特に異論や反論はないです。
(ヤノベさんに関しての記述は、自分の考えとは違うけど)
子供、って部分も、まあそれは当たってます。
ただ、自分では、このプロジェクトで子供っぽくない成分もあって、例えばこの日
id:hachiya:20040216
に書いているようなこととか、「オープンスカイ」というタイトルはアイロニーも含めて付けたのだけど(ほとんどみんな気づきません)、 参照先:
http://www.jal.jp/corporation/key_1.html

でもそれは作品としてはほとんど見せてないのも事実です。
このへんは実機が飛んでない時点では、まだ自分にも述べる資格がないのであまり言うべきではない、ということなんですけどね。