スカイ-ハイ展に1号機を展示

hachiya2005-10-02

阪神も無事木曜日に優勝したので、予定通り土曜日にスカイ-ハイ展の展示作品の入れ替えを決行してきました。
http://www.kirin.co.jp/active/art/kpo/index.html
まずは愛・地球博のグローバルハウスから1号機を搬出。金曜日の朝8時半に集合し、昼過ぎに長久手の現地着。四戸さんが道を間違えたりとか多少のトラブルはあったものの、1時間程度で無事撤収作業終了。展示のときはあんなに苦労したのに、バラすのは本当にあっけなかった。
そのあと、豊田市美術館に行って、ヤノベケンジさんの「キンダガルテン」展を見ました。あ〜これ、ムリして見ておいて本当に良かったです。「ジャイアント・トらやん」よいです。でかいし。歌うし。本当は火を噴くところも見たかったけど。
http://web.iminet.ac.jp/yanobe/final0925.html

で、閉館時間で追い出された後、ほかの皆さんは大阪に車で直行し、僕は弟に赤ちゃんを見せるために三河安城へ電車で移動。その後、奥さんと合流して弟と2年ぶりに会ってご飯食べて、その後新幹線で大阪に移動しました。
で。翌日の10/1の朝8時から作戦開始。
手順は
(1)1号機の搬入。
(2)2機並べて写真撮る。今回初。
(3)2号機の解体、搬出、積み込み。
(4)せっかくなんで、1号機に乗ってみる。
(もちろん人乗せても大丈夫な強度で作ってはいたのだけど、万一壊れたらいやなので、万博展示前には乗らなかった)

一番手間どったのは(1)ですかね。
一部のパーツがエレベータに載らなかったので、結局階段で手運びしました。6階は遠かった。
あとは、まあ想定通り。
想定と違ったのは(4)。
乗ったら・・・・なんか良かったんですよ。
上手く言えないんだけど。同じ展覧会の篠田さんの作品に非常に近いかも。小説読んでいるような、そういう体験。
そして「これを自分はきっと操縦できる」とか「いや、むしろこれ乗ったことあるかも」とか体で思ったのね。
後者は絶対映画のナウシカによる捏造の記憶なんだけど。
そんで、そういう根拠のないことを信じるのは事故の元なので、なるべく避けたいとか常々思っているのだけど。

でも・・・乗ったらすごく気持ちがよかったのでした。

なんなんだろうな、これ。その後も4時間くらいなんか妙な感じは続いて。この作品の最終地点は「映画」だと思っていたのだけど、「実際に飛んだ実機と、その実機で撮った映像を使ったシミュレータ」も着地点としてありだと思った。
しかしその場合、大物だしスクリーンの大きさとか考えると、どこに展示するのかとか難しい問題はありますけどね。

写真は キリンプラザでの展示で、アシスタントの高橋さんを乗せてみたところ。おへそ当たりに人体の重心はあるので、操縦するときのニュートラル位置はだいたいこのあたり。