祖母の告別式

祖母の告別式に出席。
斎場は千葉県君津市。久しぶりにお会いした叔父、叔母、いとこなどにあいさつ。
お葬式というのは、本来あまり楽しいものではないのだけど、でもこの日がうららかなよい天候だったこと、大往生だったこと、ひ孫の小さな子たちが何人かいたこと、などもあって、なにか悲しいものではない、静かな儀式のように進行した。「よい葬式だった」と言ってもよいかもしれない。
斎場では、祖母の次のお葬式は子供だったらしい。子供のお葬式はつらい。
つらすぎる。
「逆縁」という言葉を思い出す。
六本木ヒルズの事故で、森ビルの森社長が、ドアの事故でなくなった方の葬儀に行ったが、参列出来なかった、というニュースがあった。親としては参列させたくはなかっただろうし、また参列したらその場で森社長はどれだけいたたまれない気持ちになっただろうか、とも思う。
でも、出向くだけ偉いと思うし、本当にあの事故で悪いのは、社長よりむしろ回転ドアの事故を想定できなかったビルの設計者のようにも思うのだが。

いとこの娘さんが東京に住むことになったので、夕食は東京に戻った後、いとこ一家と恵比寿で焼き肉。