決算報告

  • 会社の決算報告の日。

昨年度の決算を会計士の方に説明してもらう。
最近、スポンサーの話を書きましたが、基本的には、
スポンサーが現れなくても、このプロジェクトはやり遂げるつもりです。
「お金がないから辞めました」は基本的にはないです。
ただ、終わり方が多少しょぼくなるかもしれませんが。

  • 最近買った本やDVD(アマゾンへのリンク確認も含めて)

安野モヨコ対談集 ロンパースルーム
ASIN:486052022X
面白かったッス。安野さんの男らしさに触れました。
美人画報も良かったけど、こちらもかなり面白かった。

WATARIDORI コレクターズ・エディション
ASIN:B0000C9VC4
鳥インフルエンザでごく少数の人やニワトリが死ぬのが、そんなにまずいことなのでしょうか?とかたまに思ったりする。それだったら自動車事故や自殺をどうにかしようよ、とか。まだ生きているニワトリを大量に処分したり、人間の営みに関係ない動物を別に希少動物でないから、と処分する方がよっぽど理にかなってない気もする。

・成功の実現
ASIN:4930838541
あまり「成功の秘訣」とかの話には興味はないのだけど、とてもほめられているので。
9800円の本というのもあまり買ったことないのだけど、勉強と思って。

・虫眼とアニ眼
ASIN:419861539X
宮崎さんの本は、いろいろ買ってるんですよ。やっぱり。
実際、結構おもしろかったりします。一気にするするっと読めました。
荒川修作の住宅提案はあんまり感心しなかったりするんだけど※、
宮崎さんの提唱する「幼児と老人が同居する街」には、やっぱり共感したり
しちゃったりするんですよね。

※商業作品(デザインワークでもいいや)に関わったことのない、
ファインアーティストが大量生産品や日常的に使うモノを作る、
ってことにあまり信用を置いてないんです。
(自分のことはさておき。
ま、自分は両者の中間領域で仕事してると定義しているんですが)
例えば「養老天命反転地」に行ったことがあって、
もちろんあれをやったのはすごいとは思うんだけど、
実際に夏いったら、あの地形による地熱でムカデが壁にみっちり大量発生していて、
あの地形なのに壁に全く手すらつけなかった、
とかそういう、イヤ〜な体験があったりします。
『アイデアと現実の間にはすごく距離があって、
アーティストのやみくもな情熱だけではそれを超えられなくって、
少なくとも「人の声を聞く」人だけがそれをやる資格を持っている』
というのが自分の考えで、率直に言うと荒川さんは純粋アーティストだから、
僕は建築とかを実際にやるべき人だとは思っていない、という、そういうことです。
もちろん、プランの斬新さは買うんだけど。
だから例えば「映画」という商業のためのものを
作っている宮崎さんが設計する街には興味はあるのだけど、
僕はアーティスト荒川さんの設計した家には住みたくないっす。
だって、ムカデが大量発生したら、やっぱヤでしょ。

・・とかICCの展示の時に思いました。